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柏レイソルを考えるブログ

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日立柏スタジアムの歴史3(市民スタジアム構想)
■市民スタジアム構想
2001年、柏市はスポーツを通じて人間性豊かな地域社会を創造しようとする施策『スポーツ文化スタジアム構想』をまとめ、その構想の中で「建設予定地として最適なのは日立柏総合グラウンド」と結論づけた。
新スタジアム建設に前向きな方針を打ち出した柏市だったが、実現に向けては①柏の葉移転を中止した千葉県との関係性の問題、②柏市が整備しようとしている土地および施設が民間企業(日立製作所※当時)所有であることの公共性の問題、③スタジアムを建設する柏市の予算の問題—―があったため、『市民スタジアム構想』は構想のまま実現することはなかった。



■柏市長の考え
(当時)柏市長であった本多晃氏は市民スタジアム構想について「レイソルを市民総合スポーツクラブの中核にしたい」と述べていた一方で、「(当時)今、何十億、何百億かけてスタジアムを作ることに関しては市民の合意を得ることは難しい」と財政的な問題点をあげていた。
また「施設よりもまず組織」という考えを示し「施設の整備よりも施設が利用される体制を作るほうが時間がかかる。組織づくりが行政の仕事、継続的にやらなければならない」と述べ「2005年以降、財政問題や施設所有問題がクリアされるのを待って日立柏スタジアムを改修すべき、その間まで柏の葉を使ってもらいたい」という個人的な考えを示すのみで、スタジアム整備に積極的に動くことはなかった。


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